淺野神社 縁起
滋賀県鎮座日吉大社を勧請元社とし、長徳3年(997)平安時代に創建『淺野山王社』と称す。一向一揆のため社殿・文書はことごとく灰となるが、その後 再興。春4月の祭礼は神輿が渡御し、秋9月には流鏑馬を催し、その盛況ぶりは遠近に聞こえたりという。藩政時代の馬場は即ちその遺跡にして、浅野川の辺りに門を構えこの川を御手洗として当時は社地2万歩に及んだ。神遣いは『猿』敬意を込め『まさるさま』と言う。 神紋は『麻の葉』拝殿内の額絵は『ひらがな盛衰記』を描いたもので徳田秋声著「穴」にて、淺野神社拝殿の額絵のことが書かれている。
御祭神
大山咋神(おおやまくひのかみ) 大己貴神(おおなむちのかみ)
合祀神
天照大御神(あまてらすおおみかみ) 春日四柱神(かすがよはしらのかみ) 天満天神(てんまてんじん)
御神徳
厄除開運・社運隆盛・商売繁盛・目的達成・家内安泰・病気平癒・交通安全・縁結び・学業成就・方災除
祭礼日
歳旦祭 1月1日
祈年祭 2月21日
春季祭 5月10日~12日(5月11日 例祭)
夏越大祓 6月30日
秋季祭 10月10日~12日
新嘗祭 11月23日
越年大祓 12月31日